2009-11-05

カメラと日本人

かつて、ほとんど常套的な組み合わせでしたよね。旅先での、カメラ×日本人。この9月、9年ぶりにイタリアに行ったときの感覚的な印象としては、これはもはや過去のこと。今や日本人に限らず、誰も彼もパシャパシャ撮りまくってました。撮影禁止の場所でもおかまいなし。デジカメになって、機械が超コンパクトになり、派手なシャッター音もしないので、いつでもどこでも、片手で手軽に撮れてしまう。“No foto”とガードマンに制止されることもあるけれど、注意されない限り、みんなホントに気にせず撮っていました。

全体的に、10年、15年前と比べて日本人観光客の存在感がずいぶん控えめになったように見受けられました。数はまだまだ多いはずですが、両手に大きなブランドショップの袋をいくつもぶらさげた若い娘、という不釣合いな構図もあまり目につかず…。昨今の経済状態の反映なのか、ブランド品を買い漁るという行動パターンも少なくなってきたのではないかと推測します。ある意味で、正常化したような気がしました。かつてさかんに揶揄されたような悪目立ちぶりは、影を潜めたようでした。

2 件のコメント:

あおい さんのコメント...

ALBAさん、石田あおいです!
早速遊びにきました!
私は写真よりスケッチをします。
後で見返しても、とても楽しいですよ。

今や、写真や、ブランド物は中国人がナンバーワンではないでしょうか?
昨年、ベネチアに行ったのですが、あまりに中国人の団体が多くてビックリしました。
イタリアへ旅行に行くのは本当に楽しいです。
またシチリア辺りに行きたいです!

alba さんのコメント...

Ciao, あおいさん
Benvenuta! Grazie per il messaggio!!^o^

>今や、写真や、ブランド物は中国人がナンバーワンではないでしょうか?
確かに、今や買物パワーは中国人がナンバーワンかもしれません。日本でも、中国の富裕層観光客の購買力は無視できないようです。ファッションなども中国からのお客さんの好み(色・デザインなど)を踏まえて品揃えしていると、百貨店のブティックの店員さんから聞きました。しかも中国の富裕層は日本とは比較にならぬほど富裕ですから、その買いっぷりもハンパではないらしく…。せいぜいボーナスをつぎ込むぐらいだったニッポンOL軍団とは、スケールが違うのかもしれません。

写真の方は、もう国籍関係ナシでしたよ。いずこの方々も、いつでもどこでも、パシャパシャ、カシャカシャ。欧米人も実はこんなにカメラ好きだったの…?と思ってしまいました。

こんなときだからこそ、スケッチっていいなと思いますね。同じ場所を描いても、人によって絵は違う。それだけ自分自身の目でとらえた世界の記録、という度合いが高いですよね。私も次は、カラーペンと色鉛筆で拙い絵を描こうかな、などと今回の旅で思いました。

また遊びに来てくださいね。これからもどうぞよろしく!