2009-11-08

アートに親しむグッズ

前に紹介した、ちょっとお茶目なDavide e Venereの着衣バージョンです。


子どもが楽しめるこういうグッズ、なかなか「買い」です。私は子どもはいませんが、美術館に行くと、こうした子ども用アイテムに目がいきます。アートに触れるのは、子どもの頃から自然に遊びながら親しんでいくのが、いちばんだと思うので。

ヨーロッパの美術館に行くと、子どもが美術に親しめる本やグッズが豊富なことに驚嘆します。日本の美術館でも最近はかなり増えてきましたが、残念ながらまだまだヨーロッパには及ばない…。そもそもミュージアムショップの充実度からして違うのですね。日本のミュージアムショップというと、どうもお土産屋とか売店の域を出ないのですが、ヨーロッパの主要ミュージアムに行くと、書籍、雑貨、ポスターからインテリア用品まで、質・量ともにすごいヴォリュームです。名だたるミュージアムならば、ネームバリューによるブランド価値も大きいし、売り上げも相当な額になるのではないかと思います。そして、館の運営にも少なからず貢献しているのではないか、、、と。

しかし、日本のミュージアムも地道に頑張っています。先日行った奈良国立博物館のPCで見られる仏像入門は、なかなか面白かった。本館と別館をつなぐ地下通路、ミュージアムショップの前に端末が数台あります。如来/菩薩/明王/天という主要な仏像の種類について、それぞれの特徴をわかりやすく説明してあります。仏像は種類によって髪型やポーズ、持物が決まっているので、だいたいのことを知っておくと見る楽しみも増します。今は正倉院展(+隣の興福寺の阿修羅展)で激しく混雑していますが(但し平常展は空いてます^o^)、ここは国宝・重文ワンサカ、特に仏教美術の宝庫なので、常設こそ必見のミュージアム。年に一度の正倉院展(11/12まで)も素晴らしいものですが、古都散策がてら奈良博の常設を訪ねてみてください。仏像パワーに癒されること間違いなしです。

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