2010-12-02

韓流ことはじめ

안녕하세요?(アンニョンハセヨ?)

久しぶりの投稿です。前世紀末以来、一生抜けられないアモーレ・イタリアにハマっている私ですが、実は最近、韓流にもハマっています。最近といっても、かの「チャングム(大長今)」以来なので、それなりには長いです。あえて「事始め」なのは、このたびようやく韓国語を学び始めたから。

冬ソナ全盛の頃には何の関心もなかった(むしろ冷やかに眺めていた)のが、「チャングム」を皮切りに韓流時代劇のツボにハマって幾星霜、今では現代モノもフォローするようになり、観光&仕事絡みで2回韓国にも行きました。今やうちのTVチャンネルは、ケーブルのKBS Worldがデフォルトになっているほど。けれど、いつまでたっても言葉は分からないまま。文法構造は同じだから日本人には学びやすいはずだし、TVのおかげで響きだけは何となく耳になじんでいるものの、いざ現地へ行くと食事の注文もままならない。標識も看板もメニューも読めない。過去にラジオ講座をかじったことは何度かありましたが、いつも決まって入口で挫折。テキスト買うのは最初の月だけ。ネックは、ずばり「ハングル」でした。知らない者には文様のようにしか見えないあの文字が、韓国語への道を閉ざしていたのです。

しかし、ここ2~3年、遅ればせながら韓国や台湾、中国など近隣諸国に旅するようになり、ヨーロッパより歴史的にも文化的にも共有しているものがよほど多いにも関わらず、全く言葉がわからない状態にフラストレーションを感じるようになっていました。そこで一念発起、韓国語初心者講座に通うことに。始めてみると、ハングルはなかなか面白く、この1~2週間で、とっつきにくかったあの文字が一挙に近い存在になりました。子音パーツと母音パーツの組み合わせで音を表わす構造は、確かに合理的で、よくできているなと感心します。一覧表を見ると種類の多さにたじろいでしまいますが、構造が分かれば覚えるのもそう難しくなさそう。今は、パズル感覚でドラマの出演者クレジットなどの解読を楽しんでいます。

ちなみに近年、文字を持たないインドネシアの少数民族がハングルを採用したとか。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2628377/4431390
ハングルには発音記号という面もあるので、音韻体系が近ければ、他言語への応用可能性も確かにあるだろうと思います。

というわけで、目下“ハングル萌え”状態。始まったばかりの韓国語への道、これから壁もあるでしょうが、字幕ナシでドラマが分かる、生放送KBSニュースが分かる、を目標に頑張りたいと思います。안녕!

1 件のコメント:

あとうちえ さんのコメント...

こんばんは
リンク貼ってくれたので遊びに来ました
私、学生時代に1年だけ、朝鮮語やってましたのよ
当時、ハングルを覚えるのに苦労はなかったな。
でも文法がなぜか難しかったのだ。
勉強しなかったからだな。
覚えてどうするってのが、なかった。
今のように流行るとは思いもせず……