2009-12-04

【公演案内】COMMEDIA合戦 狂言vsイタリア仮面劇

ユネスコ認定の無形文化遺産である狂言(能楽=能・狂言として登録)と、イタリア伝統の仮面劇のコラボレーション公演のご案内です。仕掛け人は、和泉流狂言師の小笠原匡さん。東京出身ですが、伝統芸能発祥の地 上方を愛し、東京と大阪に拠点を置いて活動されています。共演は、コンメディア・デッラルテ俳優アンジェロ・クロッティさん。両氏によるワークショップもあります。

★Eenen延年VOL.4================
COMMEDIA合戦 狂言vsイタリア仮面劇

日本が世界に誇る狂言と16紀イタリアで生まれた即興仮面劇コンメディア・デッラルテ(commedia dell’arte) ― ともに仮面を用いた東西の喜劇が夢の共演&競演!

【日 時】    2009年12月12日(土)昼の部14:30~/夜の部19:00~
【会 場】    山本能楽堂 (地下鉄「谷町四丁目」下車 4番出口より約徒歩2分)
【料 金】    前売4,000円/当日4,500円 ※全席自由

【プログラム】
◆レクチャー&デモンストレーション
狂言とコンメディア・デッラルテについての知識や演技方法を実演つきで解説。

◆狂言「伯母が酒」
太郎冠者が酒屋の伯母を訪ねていく。この伯母は大変なケチで、今まで酒を振る舞ってくれたことがない。今日こそはとあれこれ言いくるめようとするが、伯母はそうそう騙されない。そこで太郎冠者は帰ると見せかけ、鬼の面をつけて伯母を脅し、酒を飲もうとするが…

◆コンメディア・デッラルテ「二人の主人を一度に持つと」
召使アルレッキーノは、巧みに二人の人物を演じ分け、二人の主人に仕えます。
18世紀ヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴルドーニ作。

◆新作「TONTO 盗人」
夜更けに大阪のとある金持ちの屋敷に忍び込んだのは、気が小さく間抜けなイタリア人。何とか目的の物を盗み取ろうとしますが、物音を聞きつけた主人がやって来てしまい・・・史上初、狂言とコンメディア・デッラルテのコラボレーション。TONTOとはイタリア語で“まぬけ”という意味。
作・構成・演出:小笠原 匡。

【出 演】 小笠原 匡 アンジェロ・クロッティ(Angelo Crotti)

■ワークショップ■=================================
「 狂言 et コンメディア・デッラルテ スタージュ(レッスン) 」
日時 12月7日(月)~12月11日(金)
昼の部14:00~16:00/夜の部19:00~21:00
講師 小笠原匡 アンジェロ・クロッティ
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【問合せ】 アトリエ・オガ Tel.06-6942-1577

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