2009-09-20

まずは大運河から―Venezia逍遥

水の都には、大通りというものがありません。あるのは、大運河 Canal Grande のみ。通りは総じて狭く、細く、路地といった方がいいようなもの。入り組んだ迷宮都市は、不慣れな外来者には、ちょっとした“めまい”を起こさせます。その中を漂うように歩き回るのもまた、ヴェネツィアの魅力なのですが、限られた時間で行動しているときに迷ってしまうと、やはりモッタイナイ。(時間がモッタイナイという感覚、本当はバカンスの時ぐらい忘れたいのですが!)私は方向感覚は正しい方ですが、ヴェネツィアの路地はあなどれない。だから、 時間がかかっても、ヴァポレット Vaporetto (水上バス)を使った方が、結局は早いことも。今回は、24時間券 Biglietto di 24 ore をフル活用しました。
ところで、このヴァポレット、昼間の方が混んでいるという、めずらしい公共交通機関ではないかと。朝は通勤客と思しき人々中心で、ほどほどの混み具合ですが、昼間は怒涛の観光客で満杯。夏なら、朝早~く乗ってみるのも、遊覧船気分でオツかも!

「杭はこのためにあったんか」とは、相方の弁。そう、ゴンドラを繋ぎとめるためです。

エンジン音といえば、モーターボートのそれぐらいしか聞こえない街。そういえば、自転車もあまり走ってないよなあ。(階段状の橋が多いから?)

ヴェネツィアの顔―大運河からサン・マルコ広場を望む。

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