2月25日(木)、友人夫妻の企画・出演によるコンサート「魔法のヴァイオリンⅢ」を聴きに行きました。プログラムは、ルネサンス~19世紀に至るイタリア音楽の数々で、音楽で約400年の時間の旅ができるような内容。ホテルのチャペルで行われたこじんまりしたコンサートですが、演奏者自身による楽曲・楽器解説も興味深く、演奏も充実した、イタリアの香りあふれるひと時。ほとんど20年ぶりの友人との再会も相まって、とても楽しむことができました。
それぞれバロック・ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバの奏者である友人夫妻は、数年来イタリアに生活拠点を置いていますが、日本ではあまり知られていないイタリア音楽の魅力を伝えたいと、日本でも毎年コンサートを行っています。そのねらいどおり、ヴァイオリンの音色は、カラリと晴れ渡った明るいイタリアの空を感じさせてくれました。ヴィオラ・ダ・ガンバは安定した通奏低音でアンサンブルを支え、リュートのポロンポロンとした音色はルネサンスからバロック期の音楽の魅力を存分に伝えてくれました。ふだん目にする機会の少ない珍しい楽器もたくさん登場し、そうした意味でも楽しめる演奏会でした。
同じ楽器でも紡ぎ出される音色は千差万別。個々の楽器の個性もありますし、奏者がイメージする音色によっても全く違います。イタリア音楽の魅力は、弦であれ管であれ、楽器全体が余すところなく鳴り響いて、よく通る明るく澄んだ音色によって最大限に表現されると、私はつねづね思っています。ドイツのオーケストラなどの、どっしりした重みのある音色も、特にドイツ系の音楽の演奏に際して捨てがたい魅力がありますが、明澄そのもののイタリアの音色が奏でる音楽には、心から音楽の喜び・愉しみを実感させてくれる魅力があるのです。弾く喜び、聴く喜び―文字どおり音楽は、音の楽しみなのだと気づかせてくれます。日本のクラシックは、歴史的経緯からどうしてもドイツの影響が強く、音楽の国とはいうもののイタリア音楽についてはオペラやバロック音楽のごく一部しか知られていないのではないかと思います。友人夫妻には、まだまだ知られていないイタリア音楽の魅力を伝えるコンサート活動を、ぜひ息長く続けていってほしいと願っています。Viva la musica!
アモーレイタリア★Disney萌え大阪ラテン人ALBAのマイペースBlog。四十路の手習いで始めたチェロと海外ドラマが心の潤い。2018年秋に突如ハマったディズニーが元気のモトです。
2010-02-28
2010-02-10
【公演案内】古楽器アンサンブルのご案内
友人のコンサートのご案内です。
バロック・ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートなどのアンサンブル。
ミラノ在住ですが、毎年帰国し、日本でもコンサートを行っています。
バロック音楽が好きな方、古楽器の響きが好きな方は、ぜひ♪
======================================
日時:2010年2月25日(木) 19:00開演
会場:千里阪急ホテル クリスタル・チャペル
北大阪急行/大阪モノレール「千里中央駅」下車すぐ→アクセスMAP
料金:前売3,000円/当日3,500円(全席自由)
■プログラム
カステッロ≪ソプラノとトロンボーンまたはヴィオレッタのためのソナタ 第6≫
オルティス≪レセルカーダ集より≫
マティス≪パッサッジョ - 2弦のフーガ - グラウンド≫ 他
■演奏
バロック・ヴァイオリン 伊左治 道生
リュート&19世紀ギター 佐野 健二
ヴィオラ・ダ・ガンバ 大西 万喜
■ご予約・お問合せ
il violino magico(イル・ヴィオリーノ・マジコ) magicviolinjp@yahoo.co.jp
協力:アーリーミュージックカンパニー
後援:日本イタリア古楽協会
バロック・ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートなどのアンサンブル。
ミラノ在住ですが、毎年帰国し、日本でもコンサートを行っています。
バロック音楽が好きな方、古楽器の響きが好きな方は、ぜひ♪
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Il Violino Magico ~ 魔法のヴァイオリンⅢ
日時:2010年2月25日(木) 19:00開演
会場:千里阪急ホテル クリスタル・チャペル
北大阪急行/大阪モノレール「千里中央駅」下車すぐ→アクセスMAP
料金:前売3,000円/当日3,500円(全席自由)
■プログラム
カステッロ≪ソプラノとトロンボーンまたはヴィオレッタのためのソナタ 第6≫
オルティス≪レセルカーダ集より≫
マティス≪パッサッジョ - 2弦のフーガ - グラウンド≫ 他
■演奏
バロック・ヴァイオリン 伊左治 道生
リュート&19世紀ギター 佐野 健二
ヴィオラ・ダ・ガンバ 大西 万喜
■ご予約・お問合せ
il violino magico(イル・ヴィオリーノ・マジコ) magicviolinjp@yahoo.co.jp
協力:アーリーミュージックカンパニー
後援:日本イタリア古楽協会
index:
Art and Culture,
Love Italy,
イベント・行事
【公演案内】Il Violino Magico~魔法のヴァイオリンⅢ
友人の古楽器奏者のコンサート案内です。
バロック・ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートなどのアンサンブル。
ミラノ在住ですが、毎年帰国して日本でもコンサート活動を行っています。
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日時:2010年2月25日(木) 19:00開演
会場:千里阪急ホテル クリスタル・チャペル
北大阪急行/大阪モノレール「千里中央駅」下車すぐ→アクセスMAP
料金:前売3,000円/当日3,500円(全席自由)
■プログラム
カステッロ≪ソプラノとトロンボーンまたはヴィオレッタのためのソナタ 第6≫
オルティス≪レセルカーダ集より≫
マティス≪パッサッジョ - 2弦のフーガ - グラウンド≫ 他
■演奏
バロック・ヴァイオリン 伊左治 道生
リュート&19世紀ギター 佐野 健二
ヴィオラ・ダ・ガンバ 大西 万喜
■ご予約・お問合せ
il violino magico(イル・ヴィオリーノ・マジコ) magicviolinjp@yahoo.co.jp
協力:アーリーミュージックカンパニー
後援:日本イタリア古楽協会
バロック・ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートなどのアンサンブル。
ミラノ在住ですが、毎年帰国して日本でもコンサート活動を行っています。
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Il Violino Magico ~ 魔法のヴァイオリンⅢ
日時:2010年2月25日(木) 19:00開演
会場:千里阪急ホテル クリスタル・チャペル
北大阪急行/大阪モノレール「千里中央駅」下車すぐ→アクセスMAP
料金:前売3,000円/当日3,500円(全席自由)
■プログラム
カステッロ≪ソプラノとトロンボーンまたはヴィオレッタのためのソナタ 第6≫
オルティス≪レセルカーダ集より≫
マティス≪パッサッジョ - 2弦のフーガ - グラウンド≫ 他
■演奏
バロック・ヴァイオリン 伊左治 道生
リュート&19世紀ギター 佐野 健二
ヴィオラ・ダ・ガンバ 大西 万喜
■ご予約・お問合せ
il violino magico(イル・ヴィオリーノ・マジコ) magicviolinjp@yahoo.co.jp
協力:アーリーミュージックカンパニー
後援:日本イタリア古楽協会
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2010-02-04
元気のもと
今宵のディナー。トルコ料理&ワインで、後輩と言いたい放題、大放談。このところ少しばかりダウン気味のお腹にもやさしい、ヘルシーディッシュの数々。食べて、喋って、エネルギーチャージ。ついでにヘタり気味のココロもチャージ。満腹満足の宵でした。Thanks! :-)
■トルコレストランNazaR http://www.nazar.jp/



■トルコレストランNazaR http://www.nazar.jp/
2010-02-02
『千のイタリア―多様と豊穣の近代』
本屋でタイトルを見かけたとき、「然り」の意を強くしたものです。「イタリア料理というものはない、あるのは各地の郷土料理のみ」という言葉もありますが、まことにイタリアは「多様性の国」。多様性 diversity という言葉は、この国のためにあるとさえ思います。
栄光の古代ローマや輝かしいルネサンス~バロックの芸術に比べ、語られることの少ない近現代イタリアについて、19世紀後半~20世紀前半の農村を軸に語られています。近代的統一国家としての体裁を整えていく中で、各地の地域文化がどのような変化を受けたのか、移民、労働、食、衛生など様々な観点から取り上げられています。あまりにブリリアントな歴史的イタリアに飽き足らない、困難や課題も抱えるリアル・イタリアの一端に触れたい人には、興味深いのではないでしょうか。
栄光の古代ローマや輝かしいルネサンス~バロックの芸術に比べ、語られることの少ない近現代イタリアについて、19世紀後半~20世紀前半の農村を軸に語られています。近代的統一国家としての体裁を整えていく中で、各地の地域文化がどのような変化を受けたのか、移民、労働、食、衛生など様々な観点から取り上げられています。あまりにブリリアントな歴史的イタリアに飽き足らない、困難や課題も抱えるリアル・イタリアの一端に触れたい人には、興味深いのではないでしょうか。
2010-01-31
あらためて2010年の目標
気がつけば、明日から2月。立春を過ぎれば、本格的に旧年が去っていく気がします。年頭に書いた抱負よりも少~しばかり具体的に、今年の目標を書きます。
1.本と資料の整理―2006年夏の家の建替え以来、未整理のまま放置しています。棚卸しの意味も込めて、今年こそ超・整理!
2.アートセラピーとアートエデュケーションに関するプロジェクトの立ち上げ―アートセラピストの知人と協働で構想中のプロジェクト。まずはセラピストや教育者を対象にしたワークショップ企画から始めていこうと話を進めています。
3.子どもの絵に関する書籍の翻訳・出版―これも上の知人との協働プロジェクト。目下出版社探しの段階ですが、何とか形に!
4.発信力の強化―具体的には、2002年に立ち上げたNPOのPRを強化し、知名度を上げる。個人としても発信力を高めたいです。
5.ライフワークとライスワークの融合―今までもずっと課題でしたが、今年はこの命題に関し、腹をくくる年になりそうです。すぐに実現することではないだけに、日々の心構えや行動の積み重ねがものを言う。今まで中途半端にしてきたことを、本気でやるのか、ケリをつけるのか。本気の決断の時期です。
それから、ちょこっと深追いしてみたいネタをいくつか。
1.小津安二郎のオモシロさ―小津の映画は「笑える」。何となく、美しい日本の心、というようなイメージ捉えられている感のある小津映画ですが…。私にとって小津は、最高に笑える世界。そのオモシロさを深追いしてみたいと思っています。
2.須賀敦子と関西―いわずと知れたイタリア文学者の須賀敦子さんですが、生まれ育ちは兵庫県西宮市です。彼女と関西の関わりに関心があります。再読も含めて、須賀敦子×関西を深追いしてみます。
3.過去のアートワーク作品の考察―これまでワークショップや個人セッションで制作してきた自分のアートワークを整理し、振り返り、これからの道行きを見定める指標にしたいと思います。
1.本と資料の整理―2006年夏の家の建替え以来、未整理のまま放置しています。棚卸しの意味も込めて、今年こそ超・整理!
2.アートセラピーとアートエデュケーションに関するプロジェクトの立ち上げ―アートセラピストの知人と協働で構想中のプロジェクト。まずはセラピストや教育者を対象にしたワークショップ企画から始めていこうと話を進めています。
3.子どもの絵に関する書籍の翻訳・出版―これも上の知人との協働プロジェクト。目下出版社探しの段階ですが、何とか形に!
4.発信力の強化―具体的には、2002年に立ち上げたNPOのPRを強化し、知名度を上げる。個人としても発信力を高めたいです。
5.ライフワークとライスワークの融合―今までもずっと課題でしたが、今年はこの命題に関し、腹をくくる年になりそうです。すぐに実現することではないだけに、日々の心構えや行動の積み重ねがものを言う。今まで中途半端にしてきたことを、本気でやるのか、ケリをつけるのか。本気の決断の時期です。
それから、ちょこっと深追いしてみたいネタをいくつか。
1.小津安二郎のオモシロさ―小津の映画は「笑える」。何となく、美しい日本の心、というようなイメージ捉えられている感のある小津映画ですが…。私にとって小津は、最高に笑える世界。そのオモシロさを深追いしてみたいと思っています。
2.須賀敦子と関西―いわずと知れたイタリア文学者の須賀敦子さんですが、生まれ育ちは兵庫県西宮市です。彼女と関西の関わりに関心があります。再読も含めて、須賀敦子×関西を深追いしてみます。
3.過去のアートワーク作品の考察―これまでワークショップや個人セッションで制作してきた自分のアートワークを整理し、振り返り、これからの道行きを見定める指標にしたいと思います。
2010-01-27
西洋美術のナゾ―裸体表現をめぐる旅
本日、NPO法人シニア自然大学校主催のシニアCITYカレッジにて、西洋美術についてのレクチャーをしてきました。同NPOが大阪教育大学との協働により、シニアの方々を対象に開講している連続講座で、環境問題や時事問題から歴史・文化・芸術まで幅広い領域をカバーしています。昨年に続いて3回目の出講でしたが、50数名の受講者は皆さんひじょうに熱心で、近年の中高年層の知的好奇心、学習意欲の高さを実感します。レクチャー2時間+ディスカッション2時間=合計4時間の長丁場ですが、反応もよく、議論も活発な場の空気には、まったく疲れを感じません。
今回のテーマは、裸体画(nude)。裸体表現は西洋美術の基本であり、西洋美術に影響を受けた今日の美術において、裸体デッサンは画家の基本的トレーニングです。しかし、、、ごくごく素直な目で西洋美術の一群を眺めたとき、その裸体表現の多さには素朴な「?」もわいてくるのではないでしょうか。西洋美術を見慣れた現代人は、そういうものだ、と思っているかもしれません。それでも、マネの<草上の昼食>を生まれて初めて見るときの衝撃は、本作発表当時(1863年)の人々とそんなに変わらないのではないでしょうか。(実際、私が小学生のころ初めて画集でこの絵を見たときは、一体なんちゅー絵!?と、えらくビックリしたものです。)ドラクロワの<民衆を率いる自由の女神>が、あの緊迫した事態の中で一人胸をはだけているのも、考えてみればフシギです。事実、西洋美術に初めて本格的に取り組んだ近代日本の画家にとって、裸体表現をどのように自分たちのものにするかは、芸術上の大きな課題でした。
現実のシーンとしては想定しがたい、こうした裸体表現の数々。なぜこれらの人物は裸体なのか?同じ裸体画でも、絶賛された作品と非難轟々だった作品と、 何がどう違うのか?そんな西洋美術の根幹をなす裸体表現を、古代ギリシアのクーロス、コレー像から近現代まで俯瞰するという時間軸の長~い内容。しかも最初プロジェクターが不調で満足に画像も見られなかったのですが、皆さんたいへん興味をもって聞いてくださり、グループ・ディスカッションでも多彩な意見が飛び交いました。受講者の皆様の西洋美術への親しみが増し、見る楽しみ・喜びが深まったならば本望です。
今回のテーマは、裸体画(nude)。裸体表現は西洋美術の基本であり、西洋美術に影響を受けた今日の美術において、裸体デッサンは画家の基本的トレーニングです。しかし、、、ごくごく素直な目で西洋美術の一群を眺めたとき、その裸体表現の多さには素朴な「?」もわいてくるのではないでしょうか。西洋美術を見慣れた現代人は、そういうものだ、と思っているかもしれません。それでも、マネの<草上の昼食>を生まれて初めて見るときの衝撃は、本作発表当時(1863年)の人々とそんなに変わらないのではないでしょうか。(実際、私が小学生のころ初めて画集でこの絵を見たときは、一体なんちゅー絵!?と、えらくビックリしたものです。)ドラクロワの<民衆を率いる自由の女神>が、あの緊迫した事態の中で一人胸をはだけているのも、考えてみればフシギです。事実、西洋美術に初めて本格的に取り組んだ近代日本の画家にとって、裸体表現をどのように自分たちのものにするかは、芸術上の大きな課題でした。
現実のシーンとしては想定しがたい、こうした裸体表現の数々。なぜこれらの人物は裸体なのか?同じ裸体画でも、絶賛された作品と非難轟々だった作品と、 何がどう違うのか?そんな西洋美術の根幹をなす裸体表現を、古代ギリシアのクーロス、コレー像から近現代まで俯瞰するという時間軸の長~い内容。しかも最初プロジェクターが不調で満足に画像も見られなかったのですが、皆さんたいへん興味をもって聞いてくださり、グループ・ディスカッションでも多彩な意見が飛び交いました。受講者の皆様の西洋美術への親しみが増し、見る楽しみ・喜びが深まったならば本望です。
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