2017-11-01

手帳の季節

ら手帳のシーズンがやってきた。
毎年この時期になると、大型書店の手帳コーナーをウロウロしながら、アレでもない、コレでもない…と気がつけば1時間近くも物色する日が増えてくる。
実は未だに定番が定まらぬ手帳ノマドである。

手帳の目的・用途は、大きく次の二つがあると思う。
①スケジュール管理
②行動や思考・アイデアの記録、ライフログ

かつて自分にとって、手帳の用途は、ほぼ①に限られていた。しかし、スケジュール管理がほぼスマホにシフトしてしまった今、①の目的で手帳を使う必要性はガクンと減ってしまった。

スケジュールは、何度も書き変えることが多いので、更新・修正が容易なデジタル端末、とりわけ外出時にほぼ携行しているモバイル端末は、スケジュール管理には紙よりも便利だ。実際、手帳をほとんど使わなかった数年間がある。

しかし、手帳の意義は、スケジュール管理だけにあらず。
思考や行動の記録もまた、手帳の大事な機能だ。

②は、日記(Diary)に近いものだが、自分の中では「日記」というと、心情吐露に傾きがちなこと、また、それなりの分量を書かなければという強迫観念にかられることもあり(それは日記帳の“大きさ”によるところが大きい)、さしたる特記事項が見当たらなかったり、まとまって書く時間が取れなかったりすると、たいていそこからフェードアウト一直線である・・・

一方、大そうな心情吐露ではなく、ちょっとした思いつき、何かを見たり読んだり体験した感想など、その場ですぐに書き留めたいと思うことがらもある。家に帰って、机に向かい、日記帳を開いて・・・それまでに、印象も書く意欲も薄れ、失せてしまうものだ。そういうときに、コンパクトな紙の手帳があれば重宝する。

また、近年、自己マネジメント力強化のために、自分の思考や行動を記録する必要性を強く感じていることもあり、ここ2~3年手帳マイブームが復活。コンパクトかつハンディにして、必要十分な記述スペースをもつ手帳を探し求めて、年末の足音が聞こえてくると手帳売り場をさすらっている。

今年は、こんなのを使っている。

使い勝手そのものは悪くないのだが、いかんせん風貌に華がなさすぎる・・・地味〜な紺のカバーがいかにも「事務用品」で、残念ながら持つ喜び、使う愉しみがない・・・(手帳よ、すまぬ。)中身は決して悪くないのだが、カラーバリエーションの少なさはリピートへの欲求をダウンさせてしまう・・・

というわけで、本日、2種類の手帳をネットで注文した。
①ほぼ日手帳planner(A6サイズ)
②ジブン手帳mini(B6スリムサイズ)

①は、去年も気になっていたのだが、気づいたときにはすでに、めぼしいデザインは売り切れていたのだったと思う。たまたまネットを見ていたら、今日が発売日ということで、直販サイトで即買い。

②は、今の手帳とフォーマットは似ている(バーティカルタイプ)が、曜日によって色分けされているのと、DIARY(1年)、LIFE(一生)、IDEA(メモ帳)という3分冊仕様が気に入って、やはりネットで即買い。

それぞれコンセプトやフォーマットが違うので、いい具合に使い分けができそうな気がする。届くのが楽しみである。

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