Fontana di Trevi (settembre, 2009) |
トレビの泉に投げ込まれたコインはどこにいくの?
コインたちの行き先は、Caritas(カリタス)というカトリック系NGOだそうです。国際カリタス Caritas Internationalis はヴァティカンに本部を置く世界的な組織で、日本にもカリタスジャパンという会員組織があります。トレヴィの泉のコインたちが、ヴァティカンの本部に寄付されるのか、カリタスイタリア Caritas Italiana に寄付されるのか、記事を読んだだけではわかりませんが(推察するにおそらく後者?)、どちらにしても年間約8千万~1億円とはバカにならない金額。それだけ多くの人が、またローマに戻ってきたいと思っているということなのでしょうね。
caritas とは charity の語源となったラテン語。コインに託された旅人の思いが、めぐり巡って charity に生かされるなら、都市伝説にノセられるのもまんざらではないなと思います。(ちなみに私は毎回必ずノセられることにしております。)私がやっているNPOにもどこかの泉からコインが流れてこないかしら!!?